見てきてジャーーニーとは?--「ちょっと見てきて」のなかで、なかなか見てきてくれないところを、デイリーポータルZのライター陣が旅をしながら見てくる企画です。
工藤さんが書く「見てきてジャーニー」はいつもツボにはまる。
今回の3件目とかが特に。
慕情とでも言いますか、人の思いを扱う文章を書くのがとても上手い人だと思うのです。
湿っぽくなるわけでもなく、ふざけ過ぎるわけでもなく、そのどちらもが丁度良く配分された文章。本当に凄いと思います。
さて、この「ちょっと見てきて」。
http://portal.nifty.com/mitekite/index.htm
関東圏内でずっと暮らしてきた自分には「今は遠く離れてしまってる思い出の場所」と言った場所があまりないのです。
ただ、静岡の人と3年くらい遠距離恋愛をしていたので、静岡市街地には思い出が沢山あるんですよね。
一昨年、御前崎にサーフィンをしに行った帰り、渋滞に巻き込まれたのでご飯を食べようと静岡の市街地に7~8年ぶりに再訪しました。
あれは堪らなかった。どこを見ても泣きそうになる、あの感じ。
奥にしまってたもの、大事に熟成してきたものが溢れ出して来る、あの感じ。
感情のふり幅を大きくして生きてると疲れるし、立ち直れないのではないか?という程に傷ついたりする。
その時は辛いし、感情をなるべく波立たせないようにしてるほうが楽なのは確かなんだけど、こういう気持ちの良い感傷に浸れるなら悪くないと思うし、悪くない所か大げさに言うと生きてて得られる宝物みたいなものの一つなんではないかと思うのです。